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2008年11月07日
ミズノ、環境に優しく再生も可能な資源であるヒマシ油からできた素材をランニングシューズに採用
ミズノは、“環境に優しく再生も可能な資源”であるヒマシ油からできた「新素材ペバックス・アールニュー」を、11月10日以降全世界で発売する高機能ランニングシューズ4機種に採用する(日本国内発売は3機種)。
この新素材は熱可塑性エラストマー(高分子化合物)で、フランスの化学会社アルケマ社が開発したもの。アルケマ社はこの素材の開発で、フランス経済産業省から「ポティエ賞」(環境に優しい素材や耐久性の高い素材の開発に対して贈られる賞)を受賞している。
この新素材を採用するのは、スポーツシューズではミズノが初めてで、大部分のミズノシューズに搭載しているクッション性と安定性を両立させた「ミズノウエーブ」という独自の構造部分(波型のプレート)の70%以上に使用する。「ミズノウエーブ」は他社製品と差別化するミズノシューズの基幹機能で、それに使用する素材は厳選しているとのこと。今回開発された「新素材ペバックス・アールニュー」は、ミズノが要求する機能性を十分に備えており、さらに常に環境を意識したものづくりを進めているミズノの方針と合致したことから、採用を決めたという。
「新素材ペバックス・アールニュー」を採用するシューズの初年度販売総数は、「ミズノウエーブ」機能を搭載したランニングシューズ全体の約4割にあたるという。波型プレート部分製造段階で排出される“温室効果ガス”であるCO2は、「新素材ペバックス・アールニュー」で製造することで、従来のプラスティック製造と比較して、約25~30%削減できるとのこと(アルケマ社調べ)。環境に優しい素材であることが実証されている。また、化石燃料でないヒマシ油(トウゴマの種子を絞って得られる油)から製造されるこの新素材は、プラスティックを製造するのに必要な石油の28~29%を節約できることになるという。
ミズノでは企業倫理規範の中に「自然保護など、地球的規模における環境保全へ配慮する責任がある」ことを明記するとともに、「ミズノ環境方針」を定め、全従業員が一丸となって着実かつ継続的に環境保全活動に取り組んでいるという。「環境配慮型商品」開発はその中でも重要な取組の一つだとか。日本国内の売上に占める「環境配慮型商品」割合は2007年度で約21.6%。今回のような取組を増やし、2010年度には30%まで引き上げることを目標にしている。
[採用時期]11月10日(月)
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