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2009年10月15日

アニメコンテンツ商品化の可能性を探る見本市「ジャパン・アニメコラボ・マーケット2009」が開幕

 日本動画協会・JAM2009実行委員会/経済産業省は、一般公募による「アニメコンテンツの商品化」を展示する見本市「ジャパン・アニメコラボ・マーケット(以下、JAM)2009」を、東京・秋葉原UDX2階「AKIBA_SQUARE」および4階「UDX THEATER」で10月15日~18日まで開催する。イベント開幕にあわせ、10月15日にはオープニングセレモニーおよびテープカットが行われた。

 「JAM」は、アニメの二次利用を促進し、新しいビジネスモデルの創造・市場の拡大を狙う取り組みとして、2007年にスタートし、今回で3回目を迎えるという。オープニングセレモニーでは、まず主催者を代表して経済産業省 商務情報政策局の石黒憲彦局長が挨拶し、「日本のアニメは、米アカデミー賞でアニメ短編賞を受賞したことでもわかるように、世界的に高い評価を得ている。一方で、こうしたアニメの力を、派生的にどうやってビジネスにつなげていけるかが、これからの大きな課題と感じている。今年のJAMでは、“あのキャラクターがこんなモノに、あんなカタチに”をキャッチフレーズにしているが、このイベントを機に、アニメの二次利用ビジネスへの関心度をさらに高め、アニメ産業の発展に寄与していきたい」と述べた。

 
 続いて、同じく主催者代表として挨拶した日本動画協会の布川郁司理事長は、「もともとJAMは、アニメキャラクターをどうビジネスに生かしていけるのか、多くの方からアイデアをもらうために企画したイベント。3回目となる今年は、より斬新なアイデアが集まり、昨年以上に多くの作品を展示することができた。日本のアニメは、早朝から夜中まで様々なジャンルの作品が放送されているのが特徴であり、小さい子どもだけでなく、もっと幅広い年齢層に向けてキャラクター商品を展開していくことができるはず」と、キャラクターの生かし方しだいで、二次利用ビジネスはさらに広がっていく可能性があると訴えた。

 次に、来賓代表として挨拶に立ったJAPAN国際コンテンツフェスティバル2009実行委員会の大谷信義委員長は、「JAMは、JAPAN国際コンテンツフェスティバルのオフィシャルイベントとして、アニメコンテンツの新しい可能性を探り、アニメ産業のマーケット拡大、およびアニメによる地域振興などに寄与してきた。今回も、アニメコンテンツの二次利用や商品化を促進するというテーマのもと、プロ・アマを問わず広く参加者を募り、斬新な発想の作品が多数展示されている。これらのアイデアあふれる作品群は、見るものをわくわくさせるとともに、新たなビジネスチャンスを生み出すものと考えている」と、展示作品が商品化につながることへの期待を述べた。

 
 また、同じく来賓挨拶に立った日本貿易振興機構 海外市場開拓部の浜野京部長は、「日本貿易振興機構では、コンテンツを始め、ファッション、食品、機械など様々な分野において海外への輸出をお手伝いしているが、その中で、日本アニメの海外での実力をたびたび感じることがある。とくに、海外の方々との会話のきっかけがアニメやマンガの話題になることが多く、会話も大きく盛り上がる」と、アニメが日本の伝統産品として広く認知されていることを紹介。「北京、上海、ロサンゼルス、パリに常駐させているコンテンツの専門家を生かして、日本のブランド力を底上げしているアニメコンテンツの海外販路開拓に貢献していきたい」と、今後も日本アニメの海外展開をバックアップしていく考えを示した。
 
 「JAM2009」の展示会場では、「アニメプロダクト企画オーディション」コーナーで、一般公募作品から選ばれたアニメコンテンツの新しい二次利用のアイデアをサンプル品として展示し、事業化へ向けたプレゼンテーションが行われた。公募作品としては、不況を打開するような新しいビジネスにつながる作品や、伝統工芸品や伝統技術とアニメを結びつけた作品など、アニメの二次利用ビジネスの新たな可能性を感じさせるアイデア商品が多数展示されていた。

 また、公募作品の展示とともに、特別展として、TVアニメ「戦国BASARA」と宮城県の地域産品とのコラボレーション商品である「玉虫塗絵葉書」「地ビール」などを招待展示したほか、アニメの二次利用市場の広がりと可能性を体感する成功事例として、多数のアイテム数をもつ「ヱヴァンゲリオン新劇場版」に関する商品群をピックアップした「ヱヴァンゲリオン展」も行われた。さらに、インターネット上の二次創作投稿サイト「OPEN POST」が出展し、「OPEN POSTクリエイターズギャラリー」として、「二次創作キャラTシャツデザイン企画」や「100Tプロジェクト!」の優秀作品などを50点以上展示していた。

ジャパン・アニメコラボ・マーケット2009=http://www.jam-anime.jp/

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