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2009年10月27日
山と溪谷社、ロングセラー大図鑑「日本の野草」を25年ぶりに増補改訂新版として発売
インプレスグループで、山岳・自然分野のメディア事業を手がける山と溪谷社は、1983年の発売以来、一般の植物愛好家から学術研究者まで、多くの人々に愛され、25年以上にわたるロングセラーとなっている大図鑑「日本の野草」を、増補改訂新版として10月23日から発売する。
1983年といえば、任天堂から「ファミリーコンピュータ」が発売されてゲームブームが起こり、夏の甲子園では、桑田真澄投手が、初の1年生優勝投手となったことが話題になった年。そんな時代から、ずっと同じ体裁、同じ価格で販売し続けてきたのが山と溪谷社を代表する図鑑、山溪カラー名鑑「日本の野草」だ。広く一般の植物愛好家の人はもちろん、専門家にも高い評価を受け、「書棚に必ず置かれる一冊」として、壊れてもテープ等で補強されながら愛用されてきたという。情報の入手方法が、書籍からインターネットに変わった現代でも、写真のクオリティの高さと、情報の信頼性の高さから、使いやすい図鑑として愛用され続けており、これまで25年間で、66刷り、累計50万部が発行されたとのこと。
日本の植物相については、これまで100年以上に渡って研究が続けられ、5500種以上の高等植物が生息することがわかっているという。しかし、研究は今も続き、新種の発表が相次いでいるとのこと。たとえば、正月飾りとしても身近なフクジュソウ(福寿草)は、これまで日本では1種と考えられてきた。ところが研究の結果、キタミフクジュソウ、ミチノクフクジュソウ、シコクフクジュソウの新種が加わり、計4種となった。増補改訂新版の「日本の野草」では、このような研究成果を反映させ、1983年の初版以来新たに発見された植物のうち、日本の植物相を特徴づける39種を追加掲載。また、植物学的研究の進展に伴い、学名や分布、解説などを約200ヵ所改訂し、新たな写真も加えているという。
製本についても新たに見直しを図ったとのこと。大図鑑の特徴として、専門家やヘビーユーザーの人に繰り返し繰り返し利用されるという特徴があり、使用中に背表紙が壊れる「背割れ」という問題が発生していたという。今回の増補改訂新版では、「PUR製本」という新しい製本技術を採用することで、開きやすく、かつ、開いても背が割れにくい仕上がりとなり、より永く愛用できる一冊に進化している。
[小売価格]7980円(税込)
[発売日]10月23日(金)
山と溪谷社=http://www.yamakei.co.jp/
インプレスグループ=http://impress.jp/
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