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2008年05月24日
ファンケル、うるおいを保ち肌にやさしい「アミノ酸系モイストキープ洗浄成分」の開発に成功
ファンケルは、総合研究所での基礎研究を通じ、肌の汚れをしっかり落としながらも、うるおいを保ち肌にやさしいという特徴を持つ「アミノ酸系モイストキープ洗浄成分」の開発に成功した。
肌を健康に美しく保つための第一ステップは、「洗顔」とのこと。洗顔に用いる「洗顔料」は、肌上の古くなった皮脂や角栓などを洗い落とし、肌を清潔に保つ働きがあるという。しかし、洗浄力が高いものを使用すると、洗顔後の皮膚水分量が極端に低下し、乾燥の原因ともなるという。
同社では、これまでも肌にやさしいアミノ酸系洗浄成分(アシルグルタミン酸ナトリウム)を用い、パウダー状の洗顔料を開発し、製品化している。一方、2002年から肌へのやさしさをさらに向上させるため、いらない皮脂は落とし、肌のうるおい成分であるNMFを残す「選択洗浄性」に優れた新しい洗浄成分の開発を続けてきた。
開発にあたっては、まず洗顔料に用いられる複数の洗浄成分について、肌からのNMFの溶出試験を行い、比較検討を行った。その結果、アミノ酸系洗浄成分が、NMFの溶出を抑制することが分かったという。
先に触れた通り、同社では従来から肌にやさしいアミノ酸系洗浄成分(アシルグルタミン酸ナトリウム)を洗顔料に配合しているが、アミノ酸系洗浄成分の中でも、よりNMFの溶出が少なく、しかも洗浄性・使用性や泡立ちの良い洗浄成分の研究開発を進めてきた。その結果、洗浄成分中の脂肪酸の構造がこれらの機能に大きく影響することが分かり、「ヤシ脂肪酸」「パーム脂肪酸」「ヒマワリ脂肪酸」を独自の比率で混合し、グルタミン酸に組み合わせた新規アミノ酸系洗浄成分が、同社が従来から製品に配合している成分に比べて、NMFの溶出を有意に抑制し、洗浄性・使用性や泡立ちに優れることが分かったという。
同社ではこの新しく開発した洗浄成分を「アミノ酸系モイストキープ洗浄成分」と命名し、特許を出願。新成分は、(1)肌を守るNMFが流れにくい(2)洗い上がりの肌が乾燥しにくい(3)泡立ちが良い(4)洗い上がりがしっとりつるつる--などの特徴があることが、総合研究所の実用試験などで分かっているという。
ファンケル総合研究所では、この研究成果を6月18日に大阪市で開かれる「第62回日本化粧品技術者会(SCCJ)研究討論会」で「泡物性および洗浄性能に優れたアシルグルタミン酸塩の開発」の演題で発表する。また、今夏に新開発した洗浄成分を配合した製品を発売する予定だ。
ファンケル=http://www.fancl.co.jp/
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