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2008年10月07日

ポーラ研究所、肌の老化因子の解明と老化因子に有効な成分を開発

 ポーラ研究所は、蛋白糖化反応によって生成する最終産物Advanced glycation end products(AGEs)が、肌の老化因子の一つであることを解明するとともに、AGEs量の減少に有効な成分(YACエキス)を開発した。

 蛋白糖化反応によって生成する最終産物Advanced glycation end products(AGEs:還元糖と蛋白質との間の非酵素的糖化反応(発見者の名前にちなんでメイラード反応ともいう)の後期段階で生成される構造体の総称。終末糖化産物)は、生体では加齢に伴って蓄積することが知られている。AGEsの体内蓄積は、肌の老化(弾力低下、黄色化など)を導く因子の1つと考えられている。AGEsは人の皮膚でも加齢とともに増加すること、日光を浴びた部位と浴びていない部位では、浴びた部位の方が多いことが報告されているが、AGEsを分解する酵素などは知られていないという。

 そこでポーラ研究所は、皮膚に蓄積した老化因子であるAGEsを減少(AGEs crosslinks breaker)させ、皮膚から除去すれば、健やかな肌に導く事が出来ると考え研究した結果、AGEsを減少させる成分(YACエキス:植物(ヨモギ抽出)由来エキスで、ポーラオリジナル成分。AGEsの減少に有用に働く)を発見したという。

 ヒトでの使用試験を実施したところ、使用前後のAGEs量を測定、無配合群では変化が認められなかったが、YACエキス配合群ではAGEs量の減少が認められたという。また、YACエキス配合群で、肌の弾力、肌の柔軟性、黄色化の改善が認められたという。以上の結果から、AGEsが肌の老化因子の1つであることを証明するとともに、YACエキスがAGEs量の減少に有効な成分であることがわかった。

 なお、この研究成果を、10月6日~9日まで、スペイン・バルセロナで開催される「第25回国際化粧品技術者会連盟(IFSCC)」世界大会で発表する。IFSCCは、世界で最も権威ある化粧品学会で、世界45ヵ国が加盟し、2年に1回学術大会を開催している。世界のトップレベルの化粧品技術者達が最先端の化粧品技術を発表するいわば化粧品業界のオリンピックともいえるもの。応募論文発表はIFSCCの厳正な審査を受け、選ばれたものだけに許される。

ポーラ=http://www.pola.co.jp/

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