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2009年07月31日
パナソニック電工、帯電微粒子水「nanoe」を含んだスチームの乾燥肌に対する有用性を検証
パナソニック電工は、多くの女性にとって大きな悩みである、加齢に伴う「乾燥肌」の原因が肌のバリア機能の低下から生じることに着目。 マイナスに帯電した帯電微粒子水(以下、帯電微粒子水)を施術することで、肌バリア機能の改善に関与する遺伝子の発現が増加し、肌バリア機能の改善効果を裏付けることを甲南大学 西方教授(略歴は後掲)と共に検証・確認した。
検証方法は、三次元表皮モデル(J-TEC社製)を無施術群、ミスト施術群、帯電微粒子水施術群の3群に分けて施術を行い、(1)バリア機能の定量評価(2)細胞間脂質の定量評価(3)細胞間脂質生成に関わる遺伝子発現--の評価を実施した。なお、三次元表皮モデル:ヒト正常表皮細胞を重層培養した組織モデルで、ヒトの組織に極めて近い構造をしているため、動物実験の代替法として、医薬品や化粧品の研究開発などに用いられる。
検証結果では、帯電微粒子水を含んだスチームを三次元表皮モデルに施術することで、(1)三次元表皮モデルのバリア機能が有意に改善することを確認(2)セラミドI(人の角質層に存在するセラミド7種類のうちの1種で、最も優れたバリア機能を有している)や遊離脂肪酸などの細胞間脂質量の増加を確認(3)セラミド生成経路に関わる遺伝子の発現増加傾向を確認(4)遺伝子の網羅的解析で、セラミド合成系遺伝子の全般的な発現増加傾向を確認した。以上の検証結果から、セラミドに代表される細胞間脂質の生成・分泌を促し、肌バリア機能を改善することを確認した。
皮膚は最外層から、角質層、表皮(顆粒層、有棘層、基底層)、真皮から構成され、角質層は皮膚の水分 蒸散を抑えて乾燥を防ぐバリア機能を有している。顆粒層にある脂質が角質層に分泌されて細胞間脂質となり、バリア機能を高めるとのこと。角質層内の細胞間脂質のうち約50%がセラミドであり、バリア機能においてセラミドが主要な役割を担っている。
なお、この結果は、8月1日開催の第27回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会で発表予定だ。
パナソニック電工=http://panasonic-denko.co.jp/
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