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2008年04月02日
カゴメ、リコピンとビタミンEとの組み合わせで美白効果とリコピンの吸収性が向上することを確認
カゴメ総合研究所は、細胞評価において、リコピンがシミやそばかすなどの色素沈着の原因となるメラニンの生成を抑制する効果をもち、さらにビタミンEと組み合わせることでその効果が高まることを確認した。また、リコピンとビタミンEとを組み合わせることで、リコピンの細胞への取込みも上昇することを明らかにした。以上のことから、リコピンとビタミンEを組み合わせて摂取することで、美白効果およびリコピンの吸収性の向上が期待できることを発表した。
頻繁に紫外線を浴びる顔や首と、紫外線を浴びることが少ないお腹やお尻の皮膚を比べると、老化によってあらわれるシミ、そばかすなどに大きな違いがあることがわかる。このように、紫外線は皮膚の老化現象に大きく関わっているとのこと。
紫外線を浴びると、体内では活性酸素が生じるが、この活性酸素を介して、メラニンという色素が生成されるという。メラニンは、通常、紫外線から皮膚を守るために作られるが、長期間紫外線を浴び続けることで、過剰にメラニンが生成されるようになり、シミ、そばかすなどが皮膚にあらわれてしまうと指摘する。したがって、活性酸素を消去する抗酸化物質には、シミやそばかすを防ぐ効果が期待できるという。
リコピンは、トマトに多く含まれているカロテノイドの一種であり、高い抗酸化作用をもつといわれる。活性酸素にはいろいろな種類があるがが、その中でも、リコピンは一重項酸素と呼ばれるものに対する消去能力が高いことが知られているとのこと。一方、抗酸化ビタミンであるビタミンEは、ラジカルという種類の活性酸素消去に優れているという。異なった種類の活性酸素を消去するリコピンとビタミンEとを組み合わせることで、メラニン生成抑制に対してより高い効果が期待できるとしている。
研究では、リコピン(0.5~50μg/mL)およびα-トコフェロール(50μg/mL)をマウスB16メラノーマ細胞に添加し、3日間培養した。培養終了後、細胞からメラニンをアルカリ抽出し、吸光度を測定して、メラニン生成阻害活性を調べた。その結果、リコピンは今回検討したすべての濃度においてメラニン生成抑制効果を示したとのこと。また、リコピンとα-トコフェロールを組み合わせることで、メラニン生成抑制効果が高まることが確認されたという。
なお、今回の研究内容は、平成20年度第107回日本皮膚科学会総会(4月18~20日国立京都国際会館)で発表する。
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