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2010年05月12日
ポーラ化成、肌表面の角層に存在する老化因子「AGEs」がキメの状態と関連していることを発見
ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業は、肌表面の角層に存在する老化因子AGEsがキメの状態と関連していること、さらには、レンゲソウエキスに角層のAGEsを除去する効果があることを発見した。
肌の“糖化”はエイジングを引き起こす原因として近年注目を集めている。ポーラ化成工業は、既に糖化の最終産物であるAGEsが肌深部の真皮に存在し、肌の弾力性や黄色化に影響を与えていることを報告している。そして、真皮のAGEsを除去する成分YACエキス(ポーラオリジナル成分のヨモギエキス。AGEsの除去作用を持つ)を開発し、初めて真皮のAGEsを除去することを可能にしたとのこと。
今回新たに、角層のAGEsに着目し研究を進めた結果、角層のAGEs量が多い肌ほどキメが失われているのに対し、角層のAGEs量が少ない肌ほどキメが整い、理想的な肌であることがわかったという。そこで、角層AGEsを取り除くことでより魅力的な肌に導くことが出来ると考え、数百種類のエキスの中からレンゲソウエキス(ポーラオリジナル成分のレンゲソウエキス。角層のAGEsの除去効果をもつ特別な製法で作成した)に角層のAGEsを減少させる効果があることを発見したとのこと。
あわせて、角層のAGEs量は年齢とは関係がないことを突き止めており、角層AGEsの変化は年齢以外の要因が影響している可能性が示唆されている。このことは幅広い年齢の人に角層のAGEsケアが必要であることを示唆する知見として、今後の商品開発に応用していくとしている。
この研究成果は、5月5日から米国アトランタで開催された第70回米国研究皮膚科学会で発表した。
なお、AGEs(advanced glycation end products)は、タンパク質と糖の反応によって生成する最終産物で、生体では加齢に伴って蓄積することが知られている。特に、コラーゲンなどの生体における代謝回転の遅いタンパク質に蓄積が認められると考えられ、これまで皮膚のAGEs研究はコラーゲンを主成分とする真皮に着目されていた。真皮におけるAGEsは、加齢とともに増加すること、日光を浴びた部位に特に多く存在することが報告されており、肌を老化へと導く重要な因子の1つと考えられている。また、AGEsを分解する酵素などが知られていないことから、生成予防が対処法の主流となっている。
ポーラ化成工業=http://www.pola-rm.co.jp/
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