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2008年09月24日
常盤薬品、カフェインの投与用量による自発運動への影響の違いを解明
ノエビアグループの常盤薬品工業は、富山大学・和漢医薬学総合研究所の協力の下、「眠気防止を科学する」ためカフェインの自発運動に関する研究に着手した。そして今回、カフェインの投与用量による自発運動への影響の違いについて明らかにした。
カフェインは、様々な精神的効用があるものとして昔から食品や医薬品に使用されてきた。特に眠気防止効果を求めて使用する場合が多く、睡眠に対して多大な影響を及ぼすことが知られている。そこで今回、自発運動量をリアルタイムで測定できる小動物行動解析装置(高密度に配置した赤外線センサーを用いて、マウス・ラットの行動解析を行う装置)を用い、小動物への経口投与に対するカフェインの影響と自発運動について検討した。
試験方法として、まず、マウスの自発運動量を24時間にわたり小動物行動解析装置で測定し、明暗周期に伴いマウスの自発運動がどのように変化するのかを検討した。
次に、カフェインの自発運動に与える影響が、明期と暗期でどのように異なっているのかを確認するために、明期(7:00~19:00)および暗期(19:00~7:00)にカフェインをマウスに経口投与し、投与後3時間の自発運動量を小動物行動解析装置で測定した。
最後に、カフェイン用量によって自発運動に与える影響が変化してくるのかどうかを確認するために、様々な用量のカフェインをマウスに経口投与し、投与後3時間の自発運動量を小動物行動解析装置で測定した。
試験結果、マウスは明期に睡眠をとり暗期に活動していることが確認された。明期暗期ともにカフェイン投与で自発運動量は増加したが、増加率は明期のほうが高いことが分かった。よって、次の試験では明期に試験を実施した。カフェインを経口投与すると約30mg/Kgを最大として自発運動量が増加し、それ以上の用量になると逆に低下する傾向にあることが確認された。
以上の結果から、カフェインの自発運動への影響は、用量により異なることが示唆された。
この研究成果を9月27日、「日本健康科学学会 第24回学術大会」(埼玉)で発表する。
常盤薬品工業=http://www.tokiwayakuhin.co.jp/
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