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2008年04月22日
ファンケル、化粧品とサプリメントの併用で「大人ニキビ」の減少を確認
ファンケルは、細野クリニックとの共同研究によって、思春期後発症ざ瘡(以下、大人ニキビ)に対する、イオウ、グリチルリチン酸ジカリウムを配合した化粧品と、イソフラボン、チェストツリーエキスを配合したサプリメント(クリアコントロールAC)の併用効果を研究してきた。この結果、大人ニキビは、「化粧品とサプリメントの併用」時において最も顕著な減少が認められた。このことから、大人ニキビ対策には化粧品とサプリメントの併用が効果的であることが分かった。
大人ニキビの予防改善には抗菌・抗酸化・抗炎症作用をもつ外用剤とホルモンバランスを整える経口剤の併用が有効であると考えられる。そこで、今回の研究では、イオウ、グリチルリチン酸ジカリウムを配合した化粧品と、イソフラボン、チェストツリーなどを配合したサプリメントの併用による、大人ニキビに対する有効性を検証した。
被験者は25歳以上45歳未満で、顔面に3個以上のニキビがある女性41名。この被験者を、「化粧品群」、「サプリメント群」、「化粧品・サプリメント併用群」の3群に分け、化粧品群にはサプリメントのプラセボを、サプリメント群には化粧品のプラセボを用い、並行群間二重盲検比較法で臨床試験を実施した。被験者には、被験品をそれぞれ8週間使用してもらい、使用前後に医師によるニキビ数のカウントを行い、試験の評価を行った。
8週間後の総ニキビ数の変化量は化粧品群で-2.4個、サプリメント群で-9.7個、併用群で-15.1個であり、併用群では顕著な減少がみられた。この結果、大人ニキビには化粧品とサプリメントの併用がより効果的であることが示唆された。
同研究は、第107回日本皮膚科学会総会(4月18日~20日:国立京都国際会館)で、「思春期後発症ざ瘡に対する化粧品とサプリメントの併用効果」として、発表した。同社では、今後も継続的に、化粧品とサプリメントによる内外美容について、研究開発を進めていく考え。
[用語解説]
思春期後発症ざ瘡:思春期以降の20、30代の女性に発生するニキビのことで、性周期に同調し、主に顔面下部にくり返し出来やすい。20、30代の女性にとって、しみ・そばかすに匹敵するほどの高い肌悩みであり、増加の傾向にある。
イオウ:抗アクネ菌作用や角層柔軟作用があり、ニキビ用外用剤に多く用いられている。
グリチルリチン酸ジカリウム:甘草から抽出・精製した成分。抗炎症作用や保湿作用が知られている。
イソフラボン:大豆に含まれている成分で、女性ホルモン様作用があるといわれている。
チェストツリーエキス:クマツヅラ科の植物エキスで、ヨーロッパではPMS(月経前症候群:月経前に現れる身体的・精神的に不快な症状)の緩和作用があるとして利用されている。
プラセボ:外観(色や形)は試験品に似ているが、機能成分を含まないもの。
並行群間二重盲検比較法:並行群間試験とは被験者を無作為にグループ分けし、グループごとに被験品を割り当て、同時並行的に試験を進め比較評価すること。また、二重盲検比較法とは被験者も担当医も割り当てられた被験品が分からないにように進める試験方法。
ファンケル=http://www.fancl.co.jp/
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