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2009年04月07日
ツムラライフサイエンス、モウコタンポポ(蒲公英)根エキス配合育毛剤の有効性を実証
ツムラライフサイエンスは、徳島大学医学部と共同で「モウコタンポポ(蒲公英)根エキス配合育毛剤」によるヒトでの育毛効果の有効性について実証した。
日本人の4人に1人が脱毛や薄毛で悩んでいる昨今、これらの悩みを解消するために有効な素材の探索が種々の観点から精力的に行われているという。ツムラライフサイエンスでは、これまでにモウコタンポポ(蒲公英:Taraxacum mongolicum)根エキスが有用な育毛・発毛作用を示し、これまでの素材ではまったく報告されていない毛髪や毛包の強化に関わるタンパク質(レペチン、インボルクリン、トリコヒアリン)のmRNAの発現を有意に促進する作用があることを報告した。
同研究では、生姜・人参・当薬・牡丹皮の4種のエキスに蒲公英根エキスを配合した製剤のもつ「ヒトに対する効果」について、女性を対象としたヒトフォトトリコグラム試験を実施し、ヒトでの育毛効果について検証した。
試験方法は、被験対象者として、薄毛が気になる40~60歳の女性(33名、平均年齢51.3歳)とし、1日1回、適量(約2mL)を、頭皮全体に塗布し、軽くマッサージした。育毛剤の使用期間は24週間とした。被験製剤は、生姜、人参、当薬、牡丹皮および蒲公英根の抽出エキスを含有する製剤としている。
評価方法(フォトトリコグラム法)は、使用前、使用12週後および使用24週後の計3回、頭部の毛髪を約1cm×1cmの面積で毛刈りし、毛刈り直後と3日後の拡大写真を撮影した。この写真を画像解析することで、毛髪成長速度、毛直径および成長期毛率を測定した。
試験結果、今回試験を行った育毛剤の使用中に皮膚トラブルを訴えた被験者はいなかったという。使用24週後において、毛髪成長速度および毛直径に関しては、使用開始前に比べ有意な改善が認められたという。また、成長期毛率については24週後で、初期値に比べて改善傾向にあったとのこと。この成長期毛率については、初期値の低い人だけでみると、有意な改善効果が認められた。
蒲公英根エキス配合育毛剤の長期使用によって、毛髪の成長速度、毛直径および成長期毛率のいずれにおいても、ヒトフォトトリコ試験において、使用開始時と比較して有意な増加が認められた。特に毛直径が増加していること、使用者の実感としてのアンケートにおいては「髪のコシ」の改善を実感した被験者が多いことから、同試験製剤には毛髪のハリ・コシの改善効果があることが期待されるとしている。
なお、同研究内容は日本薬学会第129年会(3月26~28日、国立京都国際会館)で発表した。
ツムラライフサイエンス=http://www.tsumura-ls.co.jp/
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