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2008年09月10日
ヤクルト、ホスファチジルセリン含有の食品用機能性素材「ヤクルトPS-20L」を開発
ヤクルト本社は、保有特許を利用した独自の製法によって、太陽化学と共同で“ホスファチジルセリン”(以下、PS)を含有する食品用機能性素材「ヤクルトPS-20L」の開発に成功した。
PSは、内臓や筋肉等、人の体にもともと存在するリン脂質という油の一種であり、特に脳に多く含まれていることから、脳の働きに重要な役割を果たしているといわれている。そのため、PSを含んだ食品を積極的に摂り、PSを補うことが、健康な生活を送るうえで望ましいと考えられている。しかし、PSは、一般の食品にはごくわずかな量しか含まれておらず、食事から十分な量を摂取することは難しいとされている。
このような背景のもと、同社は、独自の酵素を用いて、non-GMO(Non-Genetically Modified Organismsの頭文字で、「遺伝子組み換え体ではない」という意味)大豆を原料とし、安心して利用できる食品用機能性素材「ヤクルトPS-20L」を太陽化学と共同で開発し、安価に提供できる生産体制を確立したとのこと。
また、同社は、この「ヤクルトPS-20L」に関して、使用する原料大豆に配慮するだけでなく、GLP(Good Laboratory Practiceの頭文字で「安全性試験の実施に関する基準」のこと。医薬品や化学物質等の安全性評価試験の信頼性を確保するために、試験設備が備えるべき設備、機器、組織、試験操作の手順等に関して、基準が定められている)に準拠し、OECD(Organisation for Economic Co-operation and Developmentの頭文字で「経済協力開発機構」のこと。国際経済全般について協議することを目的とした国際機関で、欧州諸国、米国、日本等を含む30ヵ国で構成されている)テストガイドラインに沿った各種安全性試験(一般毒性試験(28日間反復経口投与毒性試験、90日間反復経口投与毒性試験)、遺伝毒性試験(復帰突然変異試験、染色体異常試験、マウスリンフォーマTK試験))を実施して、安全性に問題ないことを確認しているという。
なお、「ヤクルトPS-20L」は、子会社であるヤクルトマテリアル、ヤクルト薬品工業、日本クロレラの3社から、10月1日に全国の食品メーカーに原料素材として販売する。
ヤクルト本社=http://www.yakult.co.jp/
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