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2008年09月17日
ポーラ研究所、菊花中の成分が生体内の解毒物質グルタチオンの産生を高めることを発見
ポーラ研究所は、菊花(Chrysanthemum morifolium の頭花)中の成分が、生体内の解毒物質であるグルタチオンの産生を高めることを発見した。
古来から菊は、人々の生活の中で、薬用、食用、観賞用の花として親しまれている植物だ。日本では、天皇家の紋章であることから高貴な花とされ、中国では延命長寿の花としても知られている。
薬用としての菊・菊花は、伝統的に解毒や解熱、消炎を目的に用いられている。刺身などと共に食用菊花が添えられる習慣があるのも、解毒の働きが知られるためといわれている。生体の解毒には体内の種々酵素群が関与しているが、菊花の解毒作用の詳細についてはいまだ明らかになっていないという。
なお、同研究成果は、9月19日から長崎にて開催される「日本生薬学会第55 回年会」で報告予定となっている。
[用語解説]
菊花:薬用に用いられる菊を「菊花」といい、頭花が小さく乾燥した状態で用いられる。一般的に、食用のものは花弁を大きく苦味を少なく改良されたもの、観賞用のものは頭花を大きく改良されたもので、「菊花」とは異なる種類の菊。
グルタチオン:3つのアミノ酸(グルタミン酸、システイン、グリシン)が結合したトリペプチドです。細胞内に 0.5.10mMという比較的高濃度で存在し、細胞内の酸化還元状態を保つ(抗酸化)作用、毒物・薬物・伝達物質等を細胞外に排出する(解毒)作用等さまざまな生理機能を有している。
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