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2008年12月05日
森永乳業、「ラクトフェリンによる大腸ポリープ進展抑制作用のメカニズム」の研究内容を発表
森永乳業と名古屋市立大学、国立がんセンターの研究グループが中心となって進めていた「乳由来のたんぱく質『ラクトフェリン』の摂取による大腸ポリープの進展が抑制されるメカニズムの研究」の結果が、10月28日~30日に名古屋で開催された「第67回日本癌学会学術総会」で発表した。なお、この試験では森永乳業製のラクトフェリンが使用されている。
ラクトフェリンは、人などの哺乳類の乳汁や唾液などに含まれるたんぱく質で、抗菌活性や免疫調節作用など、さまざまな生理機能を示すことが知られている。特に赤ちゃんが生まれて初めて哺乳する初乳に多く含まれており、抵抗力の弱い赤ちゃんを病原菌やウイルスなどの感染から守る重要な成分として考えられている。
大腸がんによる死亡者数は2006年で4万1000名強、罹患者数は2002年で10万5000名強と、本邦でも最も頻度の高いがんの一つ。大腸がんのほとんどは先行するポリープ(腺腫)のがん化によって起こると考えられている。大腸ポリープは40歳代で40%、50歳代で50%、60歳代で60%の確率で発見されるといわれている。
大腸内視鏡検査でポリープが発見された場合、一般的に、5mm超のものに対しては積極的に摘除されるが、それ以下のものは無治療で経過観察によって管理するという考え方が支持されている。これは、大腸ポリープががんである可能性(担癌率)はその大きさに比例して高くなるためだとか。5mm以下で0.6%、5~9mmで7%、10~19mmで24.6%、20mm以上で35.8%という報告もあるという。このことから、摘除が必要になる大きさになる前に、5mm以下の大腸ポリープの生長を抑制することができれば、大腸がんへの発展を抑制できると考えられるとのこと。
森永乳業=http://www.morinagamilk.co.jp/
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