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2008年10月10日
伊藤園、ガレート型カテキン配合飲料の飲用による腹部内臓脂肪面積の低減作用を確認
伊藤園の中央研究所は、ガレート型カテキン配合飲料の飲用による腹部内臓脂肪面積の低減作用を確認した。
近年、緑茶の主要成分で、渋みの成分でもあるカテキンについて、さまざまな有効性が報告されている。同社中央研究所では、カテキンの中の「ガレート型」と呼ばれるカテキン(「ガレート型カテキン」)の血清コレステロール低下作用を、既に複数のヒト試験で確認しているとのこと。さらに現在、社会的な注目を集めている「メタボリックシンドローム」に対する予防効果についての研究に取り組んでいるという。メタボリックシンドロームとは、腹部内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に高血糖・高血圧・脂質異常のうち2つ以上を合併した状態とのこと。そこで今回は、メタボリックシンドローム発症の基礎となる腹部内臓脂肪の低減に対するガレート型カテキン配合飲料の有用性について検討したという。
試験は、総コレステロールが200~260mg/dL、BMIが23~30を示すコレステロールが高めの肥満ぎみ成人男女73名を無作為に2群に分け、ガレート型カテキン配合飲料(1本250ml当たりガレート型カテキンを169.7mg含有する飲料)または対照飲料(1本250ml当たりガレート型カテキン2.8mg含有)を、12週間にわたり食事とともに1日2本(昼、夕食時)飲用してもらった。飲用期間中は、4週間ごとに身体計測、血液検査、医師による問診を行った。また飲用期間開始前と、8週間後、12週間後にCT検査による腹部内臓脂肪面積の測定を行った。
その結果、40歳未満女性7名を除く(40歳未満女性については、安全性を考慮してCT検査による腹部内臓脂肪測定を行わなかった)66名について、ガレート型カテキン配合飲料を飲用することで、飲用期間開始前と比較して、8週間後、12週間後に、有意な腹部内臓脂肪面積の低減が認められた。また、先に確認している血清コレステロールの低下についても再現することが確認された。
ガレート型カテキン配合飲料の飲用で、メタボリックシンドローム発症の基礎となる腹部内臓脂肪の低減が確認されたこの研究によって、ガレート型カテキン配合飲料によるメタボリックシンドロームの予防効果が期待されるとしている。
なお、同研究内容を10月4日にグランドプリンスホテル新高輪で開催されたJDDW2008(2008年度日本消化器関連学会週間)で発表した。
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