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2008年10月24日
マルハニチロHD、島根大と連携しDHA・EPAの認知機能などに及ぼす影響を調査する臨床試験を開始
マルハニチロホールディングスは、島根大学医学部主導のもと、65歳以上の高齢者を対象に、DHA・EPAの認知機能等、健康・長寿に及ぼす影響を調査する臨床試験を、11月から開始する。
島根県川本町在住の認知症と診断されない65歳以上の高齢者を対象に、認知機能などに及ぼす影響に関し、DHA・EPAが規定量(DHA850mg、EPA200mg)含有する魚肉ソーセージ(特定保健用食品「DHA入りリサーラソーセージ」マルハニチロ食品)を被験食品として、オリーブ油を添加した魚肉ソーセージをプラセボとして、両品を2つのグループに分けた対象者にそれぞれ1~2年間程度摂取させることによる二重盲検並行群間比較試験を実施する。
島根大学医学部は2004~06年にかけて、島根県立大学短期大学部看護学科ならびに仁寿会加藤病院と連携し、地域医療において深刻な老年者の認知機能に関し、複数の疫学調査を実施した。「物忘れと栄養、脂肪酸分析に関する研究」では、65歳以上の地域在住老年者286名を対象とし、認知機能と赤血球膜脂肪酸組成の関連を解析したところ、認知機能と脂質栄養が密接に関連している可能性が示唆された。同実績を踏まえ、今回、「DHA入りリサーラソーセージ」の認知機能に及ぼす影響を検討する臨床試験が実施されるという。
欧米ではDHAカプセルによる軽度認知症患者を対象とした並行群間比較試験は、6~12ヵ月で認知スコアの悪化が抑制された(ArchNeurol.'06)と報告されているが、国内では初めての試みになるという。
同試験によって認知症に及ぼす影響が明らかになれば、食品を利用した高齢者医療への応用の可能性など、予防医学の観点からも波及効果が期待できるとしている。
なお、今後の予定は、10月31日、11月1日に、島根県川本町「すこやかセンター」で、被験者向け説明会を開催。11月から調査を開始する。
マルハニチロホールディングス=http://www.maruha-nichiro.co.jp/
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