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2009年05月18日

フジッコ、黒大豆の抗メタボリックシンドローム効果について有効成分として「プロシアニジン」を確認

 フジッコは、黒大豆に関する共同研究成果を、神戸大学・芦田均教授、中部大学津田孝範准教授と行い、黒大豆の抗メタボリックシンドローム効果に関する新たな知見について、黒大豆の血糖値抑制効果を確認。また有効成分として「プロシアニジン」を新たに確認したことを発表した。

 近年、肥満および糖尿病患者が増加しており、これらの疾患予防効果を有する食品由来成分の探索とその作用機序解明が望まれている。黒大豆は食経験の長い食品であり、その種皮には黄大豆にはないアントシアニンやプロシアニジンなどのポリフェノール成分が多く含まれているとのこと。これらの成分は抗メタボリックシンドローム効果をはじめ、様々な生理活性をもつ成分として期待されている。

 今回の研究では、高脂肪食を与えたマウスを用いた実験を行った。その結果、黒大豆種皮抽出物の摂取によって血糖値の上昇や内臓脂肪の蓄積が抑制されたという。これまでに、黒大豆の内臓脂肪蓄積抑制効果や脂質代謝改善効果については確認されていたが、血糖値抑制効果については今回初めて確認されたとのこと。

 さらに黒大豆の抗メタボリックシンドローム効果について、その機能性成分に関する研究を行なった。黒大豆種皮には多量のポリフェノールが含まれ、中でも多く含まれているのがアントシアニン(C3G)とプロシアニジン(PC)だ。これまでにC3Gの抗メタボリックシンドローム効果については確認されていたが、PCについては研究がされていなかった。そこで、黒大豆種皮よりPCを分離精製し、マウスへの投与試験によって、内臓脂肪蓄積抑制効果、血中中性脂肪抑制効果、脂質代謝改善効果などの抗メタボリックシンドローム作用を有することを初めて明らかにした。このことから、黒大豆種皮の抗メタボリックシンドローム効果はC3GとともにPCが大きく影響していることがわかった。

 なお、同研究内容は、5月20日~22日に、長崎市で開催される第63回日本栄養・食糧学会で発表する。

発表テーマの概要[PDF]

フジッコ=http://www.fujicco.co.jp/

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