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2007年04月23日

富士経済、「アンチエイジング素材市場の2010年は350億円と予測」など健康食品・化粧品等向け機能性素材市場の調査結果を発表

 総合マーケティングビジネスの富士経済は、2007年1~3月にかけて、伝統的な天然素材を中心に注目される機能性素材(健康食品・化粧品・トイレタリー用品分野)の研究開発と応用展開について調査を行った。その結果、アンチエイジング素材市場の2010年は、350億円と06年比65%増になると予測されることなどが明らかとなった。なお、詳細は調査報告書「次世代市場を予感させる機能性素材の研究開発と将来展望 2007年版」にまとめている。

 近年、消費者の健康への関心は非常に高まっている。同時に生活習慣病が深刻な社会問題となりつつあり、健康維持・増進効果をもつ健康食品開発への期待は非常に大きくなっていると指摘する。その一方で、健康食品の規制強化によって、安全性、有効性の検証がより厳しく求められているという。食品メーカーをはじめ、化粧品メーカー、素材供給企業、大学や各研究機関は、積極的に機能性素材研究を行っており、新素材の探索と開発、既存素材に対する新規の機能の発見と新たな利用方法が検討され、安全性が検証されて次々と新しい知見が報告されているとのこと。

 同調査では、「メタボリックシンドローム」、「内外美容」、「疲労・ストレス」、「高齢化対応」の4つの注目キーワード市場を分析し、さらに注目される20の機能訴求分野別に有望な機能性素材の特徴・市場規模・研究開発動向を明らかにしたという。

 アンチエイジング(健康食品・化粧品用途)市場は、06年が212億円となり、2010年が350億円(06年比165%)と予測する。期待される機能性素材としては、白金ナノコロイド 、キャッツクローほかで、10年の構成比予測は14%としている。

 健康食品分野におけるアンチエイジング市場は、マスコミの報道や大手メーカーによる製品投入によって、「CoQ10」の知名度が急速に向上し、現在ではアンチエイジングの定番素材と位置付けられているという。「アスタキサンチン」など抗酸化活性を持つ素材は、複数の訴求分野で活用されており、近年のアンチエイジングブームを背景に、様々な素材による機能拡大を図る動きがみられるとのこと。

 最近では、人間の体内に存在する7種類の活性酸素すべてに対して半永久的に除去効果が得られるといわれる「白金ナノコロイド」が新規素材として注目を浴び、応用製品への利用が広がりつつあり、市場の拡大が期待されると分析する。化粧品市場でも、「白金ナノコロイド」に加えて、DNA修復機能の促進によるアンチエイジングを訴求したキャッツクローの新規抽出物「AC-11」など、新たなアプローチによる新規素材が登場しているとの見解を示す。

 美白(健康食品用途)市場は、06年が174億円。2010年が282億円(06年比162%)と予測される。期待される機能性素材としては、ブドウ種子エキス、ザクロエラグ酸ほかで、10年の構成比予測は9%。

 美白に対する女性の関心は非常に強く、化粧品だけでなく健康食品においても美白を訴求する製品の人気が高く、「内外美容」の浸透から、今後も大きな成長が期待されていると指摘する。「CoQ10」、「α-リポ酸」、「アスタキサンチン」が美白訴求の主力素材であるが、一過性のブームではなく健康食品素材として定着して、今後も安定した需要が見込まれているとのこと。「ブドウ種子」、「ザクロ」など植物由来素材のメラニン関連研究が注目され、今後の市場拡大への貢献が期待されるとまとめている。

 美白(化粧品・トイレタリー用品用途)市場は、06年が15億円となり、2010年が30億円(06年比200%)と予測する。期待される機能性素材は、グレープフルーツエキスほかで10年の構成比予測は17%と見込んでいる。

 01年の薬事法改正によって、化粧品に利用できる機能性原料が採用しやすくなり、バリエーションが増加しているという。業務用として安定した人気がある「プラセンタ」、抗酸化素材として人気の高い「CoQ10」、「アスタキサンチン」については、安定した需要があり、今後も主力素材としての地位を築いていくことが予想されるとする。今後注目の素材としては、ファンケルが研究しているグレープフルーツエキスがあげられるとのこと。日本で初めてのSVCT(ナトリウム依存性ビタミンC輸送体)のメカニズムに基づく美白化粧品として発売を開始しており、美白関連市場の拡大が期待されるとしている。

 血圧コントロール(健康食品用途)市場は、06年が230億円。2010年が340億円(06年比148%)と予測する。期待される機能性素材としては、ゴマペプチドほかで、10年の構成比予測は6%。

 食生活の欧米化による塩分摂取量の増加や高齢化の進展を背景に高血圧症は国民の代表的な疾患となっており、今後、血圧降下の機能性素材需要はより高まると推測されるとの見解を示す。既存市場を形成する機能性素材としては、青汁の原料として底堅い需要を有する「大麦若葉」、一般加工食品への広がりを見せている「ギャバ」、様々な健康機能をもつ素材として認知されている「乳酸菌」などが市場をけん引すると推測されるという。この機能をもつ素材は種類が多く、競争が激しい市場であるとのこと。「ゴマペプチド」や「ミルクペプチド」を始めとしたペプチド関連の素材研究、商品への応用が活発化しており、今後さらに市場が拡大すると予測されると分析する。

 血糖コントロール(健康食品用途)市場は、06年が78億円。2010年が113億円(06年比145%)と予測する。期待される機能性素材としていは、キクイモ、コタラヒム、バナバほかで、10年の構成比予測は18%と見込んでいる。

 糖尿病患者・予備群の数は急増しており、血糖コントロール(糖尿病予防)への意識が今後さらに高まるとのこと。この市場を構成する機能性素材として、「大麦若葉」、「ケール」、「グァバ」など青汁、健康茶として利用されている植物由来素材が多く、今後も安定した需要が見込まれるという。植物由来素材は、国内外を問わず各地域の伝統・名産の素材に注目した研究開発が活発化すると予想され、エビデンス蓄積の期待感も高まっていると分析。市場拡大の期待を集める素材も、「キクイモ」「コタラヒム」「バナバ」など植物由来素材が中心となっているとの見解を示す。

 アイケア(健康食品用途)市場は、06年が111億円となり、2010年が152億円(06年比137%)と予測される。期待される機能性素材としては、黒大豆、ブドウ種子ほかで、10年の構成比予測は8%。

 この市場は、幅広い年齢層に支持されて成長を続けており、今後も「情報化社会」、「高齢化社会」の進展を背景にさらに成長が期待されると指摘する。アイケアの機能性素材研究は「ブルーベリー」を軸にポリフェノールを有効成分とする素材が中心で、「黒大豆」、「ブドウ種子」などのポリフェノール素材が今後さらなる成長が期待されるという。定番素材である「ブルーベリー」「ルテイン」を中心とした商品展開が今後も続くが、トータルアイケア訴求による複合型の商品開発が今後活発化すると予想されるとの見解を示す。

 今回の調査では、「生活習慣病対策」関連、「美容」関連、「QOL(quality of life:生活の質)向上」関連の合計20の機能性訴求分野を対象として取り上げたという。また、「メタボリックシンドローム」、「内外美容」、「疲労・ストレス」、「高齢化対応」の4つの切り口で見た機能性素材の動向もまとめている。

 コレステロールの上昇を抑制する新規物質であるアディポネクチンの産生を促進する素材として大豆タンパク関連の研究、コレステロールの中でも小型で比重の重い超悪玉コレステロールの低下に作用するポリコサノールに関する研究などコメ由来、大豆由来素材の研究への期待感が高まっているとのこと。

 また、天然の保湿剤であるセラミドと同様の保湿効果を示す「バイオサーファクタント」と呼ばれる微生物が作り出す機能性脂質の研究も注目されるという。従来の手法に比べ、コストを5分の1から10分の1以下まで抑えることが可能とされており、高機能と低コストをあわせもつセラミド代替素材として期待される。2~3年後の事業化を目指しており、新たな需要を創出して、今後バイオテクノロジー技術を利用して機能性素材を開発する手法活発化の糸口となると予想されるとの見解を示す。

 アンチエイジング市場では、最近になって、人間の体内に存在する7種類の活性酸素すべてに対して半永久的に除去効果が得られるといわれる「白金ナノコロイド」や、DNA修復機能の促進によるアンチエイジングを訴求したキャッツクローの新規抽出物「AC-11」など、新たなアプローチによる新規素材が登場しているとのこと。今後のアンチエイジング分野の研究は「老化の防止」から、「若返り」に向けた研究へとステップアップしていくと予測されるとしている。

 高齢女性に骨粗鬆症患者が多いのは、女性ホルモンの一種で骨破壊と骨形成のバランスを取る働きをするエストロゲンの産出量が閉経後に急速に低下するためとのこと。「ローヤルゼリー」はエストロゲン様作用があることから、高齢者層に向けた新たな訴求が可能となり、さらなる研究の進展が待たれるという。「ローヤルゼリー」同様に「明日葉」も健康茶、青汁として中高年層がメインターゲットとなっているが、ほかの競合素材も多く、骨粗鬆症予防が訴求できれば差別化につながるとして期待されているという。

 整腸作用研究においては、腸内細菌が水溶性食物繊維をエネルギー源として生成する短鎖脂肪酸が血糖値の上昇を抑制したり、腸内細菌叢を良好な状態に保つことが明らかとなり、新たなアプローチによる食物繊維素材への応用展開が期待されると分析する。

[4つの注目キーワード市場の動向]
メタボリックシンドローム
06年:474億円 10年予測:655億円 06年比138%
内外美容
06年:564億円 10年予測:769億円 06年比136%
疲労・ストレス
06年:244億円 10年予測:320億円 06年比131%
高齢化対応
06年:324億円 10年予測:443億円 06年比137%

 調査で注目した4つのキーワードにおける機能性素材市場の動向は、克服が国民的課題に位置づけられている「メタボリックシンドローム」が健康食品用途として474億円、体の外側だけでなく体の内側からケアする考え方の浸透により成長を続ける「内外美容」が健康食品として564億円の規模となっている。

 また、「抗疲労特保」の登場によって、今後市場が大きく変化する可能性が高い「疲労・ストレス」が健康食品用途で244億円、超高齢化社会の到来が予想される日本において高齢者疾患予防への期待度が高い「高齢化対応」が健康食品用途で324億円となっており、ともに今後さらなる市場成長が期待されているとまとめている。

[小売価格]10万3950円(税込)
※CD-ROM付価格:11万4450円(税込)

「次世代市場を予感させる機能性素材の研究開発と将来展望 2007年版」の目次[PDF]

富士経済=http://www.group.fuji-keizai.co.jp/


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