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2011年01月14日
矢野経済研究所、健康食品市場に関する調査、2009年度は前年度比100.9%の6757億円と4年ぶりに拡大
矢野経済研究所は、国内健康食品市場の調査を実施した。その結果、2009年度の健康食品市場規模は前年度比100.9%の6757億円と4年ぶりに拡大した。
同調査における健康食品とは、機能性を訴求した食品であり、かつその形状が、錠剤、カプセル、粉末、ミニドリンクタイプの商品のみを対象としている。
2009年度の健康食品市場規模は前年度比100.9%の6757億円(メーカー出荷金額ベース)と推計し、2006年度から2008年度まで縮小傾向にあった同市場は、わずかながらも4年ぶりに拡大に転じた。近年、行政による規制・監視の強まり、また健康情報番組の減少によってヒット素材が生まれにくくなっている。さらに景気後退による消費者の消費抑制の動きが健康食品市場にも影響を及ぼし、厳しい市場環境が続いたが、通販市場の伸びが市場拡大に貢献した。
健康食品市場における販売チャネルは無店舗販売と店舗販売の2つに大別され、無店舗販売(訪問販売・通信販売)が約7割と圧倒的割合を占めている。とくに、通信販売チャネルの伸びが近年著しい。同チャネルは2009年度に2333億円まで拡大し、訪問販売のシェアに近づいてきている。
健康食品市場において、中高年の女性を中心とした需要を取り込んで市場が拡大しているのが、美容・アンチエイジング向けの素材である。“内外美容”という言葉が一般に定着し、体の内側からのケアを行うための美容サプリメントとしてコラーゲンやヒアルロン酸などが堅調に推移している。また、ジョギングやウォーキング、軽登山などを好むアクティブシニアの増加によって、健康食品の摂取によって加齢に伴う身体的な悩みを改善させ、健康状態を維持しようとする動きも活発化している。
[調査要綱]
調査期間:2010年10月から12月
調査対象:健康食品メーカーを中心に、一般食品メーカー、製薬メーカー、関連団体、管轄官庁等
調査方法:同社専門研究員による直接面談、電話・FAXによるヒアリング、消費者アンケート調査、文献調査併用
矢野経済研究所=http://www.yano.co.jp/
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