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2011年09月01日
新たな夏バテ対処法として「肝臓ケア」に注目、9月も続く厳しい残暑を乗り切るポイントは?
今年の夏も、最高気温が35度を超える猛暑日が相次ぎ、夏バテで体調を崩す人や、熱中症で運ばれる人が続出した。とくに今年は、節電の影響もあり、各所でエアコンの温度が高く設定されたため、外回りの営業マンなどが涼む場所が少なくなり、うまく体温を下げられずに夏バテを引き起こすケースも多く見られた。
9月に入って、ようやく暑い夏が終わると思いきや、気象庁が8月25日に発表した3カ月予想によると、気温は全国的に高めとなる見込み。夏バテから復活してきたという人も、9月まで長引く残暑によって、また夏バテに逆戻りしてしまう恐れもありそうだ。
そもそも、夏バテとは、暑さによって体の体温調節機能が限界に達し、体内にたまった熱を放出できなくなり、だるさを感じたり、発熱したり、胃腸の働きが低下する状態を指すとのこと。胃腸の働きが悪くなると、食欲がなくなり、あっさりしたものや冷たいものばかり食べがち。そうなると、ビタミンやミネラル、タンパク質といった肝臓が働くための十分な栄養が摂れなくって、肝臓が十分に働かなくなるという。その結果、胃腸の消化機能はさらに低下し、夏バテが悪化するという悪循環に陥ることもあるのだとか。
では、夏バテにならないための対策にはどんなものがあるのだろうか。まず、1日3食きちんと栄養のあるものを食べること。ビタミンやタンパク質が不足しないように、食欲がなくてもバランスの良い食事を心がけることが大切だという。次に、エアコンやクーラーの温度を適温に設定すること。外気温と室温の差が大きくなりすぎると自律神経が乱れ夏バテしやすくなるので、室内外の温度差は5度以内を目安にするとよいだろう。もちろん、規則正しい生活を送るのは夏バテ対策の基本。とくに、寝苦しくて睡眠不足になり、生活のリズムが乱れることで夏バテを引き起こすことも多いので、クーラーや扇風機のタイマー機能を使うなど、うまく温度設定をして寝やすい環境を作るとよいとのこと。
最近では、これらの対策に加え、新たな夏バテ対処法として「肝臓ケア」への注目が集まっているという。なぜならば、夏バテの倦怠感や疲労感といった症状に、肝臓が深く関わっているというのだ。
肝臓は、体重の50分の1を占める人体でもっとも大きな臓器で、生命維持のために必要な500種類以上もの化学処理(合成、酸化、還元など)を行っている。そのため「人体の化学工場」とも呼ばれているとのこと。そんな肝臓の働きとして、「アルコールの解毒や分解をする働き」を思い浮かべる人は多いはず。しかし、もっと身近な働きのひとつに「エネルギーの産生・貯蔵」があるという。さまざまな働きをもつ肝臓は、大量のエネルギーを毎日作り出して、蓄える役割も担っているのである。
このため、肝臓の機能が低下すると、エネルギーの産生がさまたげられ、スタミナ切れを起こし、全身疲労につながるとのこと。肝機能障害の初期症状として「疲れ」や「だるさ」を感じるのはそのためだとか。また、肝臓は、アルコールの解毒だけでなく、アンモニアや疲労物質の乳酸を処理する働きもあるので、肝臓を元気にすることが、全身疲労の回復に役立つとされている。
一方で、夏場には、ビアガーデンやバーベキューなど肝臓に負担をかけるイベントが目白押し。大量のアルコールと肉料理による油が一気に肝臓に入ると、アルコール分解と脂質の分解を助ける機能がうまく働かなくなり、肝臓への負担が増大。これが、倦怠感や疲労感といった夏バテ症状を引き起こす一因となっているとも考えられている。
それではここで、夏バテ予防に効果的な肝臓ケアのポイントを紹介しよう。まず、アルコールを飲むとき、おつまみを一工夫すると肝臓への負担を軽減できるとのこと。一般的にビールのつまみとして知られている枝豆や豆腐料理は、良質なタンパク質を豊富に含んでいるので、肝細胞の修復・再生を助けてくれるといわれている。このほか、イカやタコの刺身、牡蠣やホタテなどの魚介類などには、肝機能の向上が期待できるタウリンが豊富に含まれるので積極的に摂るとよいそうだ。
また、睡眠をしっかりとることも大切とされている。睡眠中は、新陳代謝が抑制されるため、肝臓への負担を軽減できるとともに、体を横にすると肝臓の血流量も増えるので、疲れた肝臓をいたわり、回復につながるという。肝臓ケアのためにも、1日6時間以上の質の高い睡眠をとるように心がけるとよいとのこと。
ゼリア新薬工業 ヘパリーゼ=http://www.hepa.jp/
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