HOME >> 健康食品・医薬品関連ニュース >> 大塚製薬、朝食として栄養調整食品の摂取が脳活動を高めることを脳科学的見地から確認
2011年01月20日
大塚製薬、朝食として栄養調整食品の摂取が脳活動を高めることを脳科学的見地から確認
大塚製薬は、東北大学加齢医学研究所・川島隆太教授と同社佐賀栄養製品研究所との共同研究において、朝食として栄養調整食品を摂取し、暗算(内田クレペリンテスト)や簡単な記憶テスト(N-back task)(以下、知的作業)を行った場合、前頭前野内側面における脳活動が糖質のみの摂取と比べて高まることを脳科学的な見地から確認した。
同社はこれまでに、疲労を予防し、集中力や知的作業効率を高めるには朝食摂取が重要であること、さらに糖質だけではなく栄養バランスの良い朝食が大切であることを報告してきた(「朝食欠食および朝食のタイプが体温、疲労感、集中力等の自覚症状および知的作業能力に及ぼす影響」(大塚製薬佐賀栄養製品研究所 樋口ら、日本臨床栄養学会雑誌 2007,29,35-43))。しかし、脳内部でどのような違いが生じるかについてはこれまで不明だった。同研究は、この部分を明らかにすべくfMRI(functional Magnetic Resonance Image(機能的磁気共鳴画像)脳活動に伴う脳血流量の変化を色調の変化で非侵襲的に測定できる装置)という脳活動を画像化する手法を用いて、以下の検討を実施した。
健常成人6名を対象に、朝食摂取前に知的作業および集中度などの自覚症状を測定した。その後、朝食として被験物(栄養調整食品:五大栄養素を含む400kcalの飲料、糖液:400kcalの糖質のみを含む飲料、水のいずれか)を摂取し、朝食前と同様のテストを経時的に行った。なお、知的作業時にはfMRIを用いて脳活動を測定した。
fMRIによる測定を行い、高い脳活動を示した領域が明るく表示されるよう画像化した。その結果、栄養調整食品を摂取した場合は、糖液や水摂取と比べて、摂取180分後に前頭前野内側面の脳活動が有意に高くなっていることが確認された。
朝食として五大栄養素を含む栄養調整食品を摂取した場合、糖質のみの摂取と比べて、前頭前野内側面で脳活動が高まることが客観的指標によって確認された。これによって、脳の活性化には、糖質だけではなく、バランスのとれた栄養素の摂取が重要である可能性が、脳科学的見地から示唆された。
前頭前野は能動的な注意、意欲に関わる領域であり、同領域の活動低下は慢性疲労との関係があるといわれている。今回の研究成果について川島教授は、「栄養バランスの良い朝食を食べないと脳が効率よく働かないことを客観的に示唆する内容であり、大変興味深い結果」と述べていた。
同社は今回の研究成果をもとに、脳活動における栄養バランスの重要性を、様々なシーンにおいて広く発信するとともに、今後も人々の健康に貢献できる研究を進めていくとしている。なお、同研究成果は、脳機能に関する学会「16th Annual Meeting of the Organization for Human Brain Mapping」にて、川島教授らによって発表された。
大塚製薬=http://www.otsuka.co.jp/
東北大学=http://www.tohoku.ac.jp/japanese/
« 前の記事「第一三共ヘルスケア、「ロキソプロフェンナトリウム水和物」を含有した解熱鎮痛薬「ロキソニンS」を発売」へ
次の記事「カゴメ、ビタミンCや食物繊維をしっかり摂れる「食物せんい入り 青汁」を発売」へ »
トップページへ戻る
最新ランキングはトップページをチェック!
【健康食品・医薬品関連ニュースの最新記事】
・カゴメ、ビタミンCや食物繊維をしっかり摂れる「食物せんい入り 青汁」を発売・大塚製薬、朝食として栄養調整食品の摂取が脳活動を高めることを脳科学的見地から確認
・第一三共ヘルスケア、「ロキソプロフェンナトリウム水和物」を含有した解熱鎮痛薬「ロキソニンS」を発売
・矢野経済研究所、国内製薬市場の調査、2017年医療用医薬品生産高は16兆3473億円(ケースII)と予測
・明治乳業、栄養機能食品のヨーグルト「明治ヨーグルト 朝食エナジー」を発売
|食事・食材関連ニュース |菓子・飲料関連ニュース |健康食品・医薬品関連ニュース |睡眠関連ニュース |美容・化粧品関連ニュース |余暇・サービス関連ニュース |運動関連ニュース |マイライフ手帳データニュース(HDL調べ) |ライフ関連ニュース |生活・健康グッズ関連ニュース |医療最前線ニュース |その他ニュース
オススメ情報




