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2010年07月13日
矢野経済研究所、浄水器・整水器市場に関する調査、出荷台数・出荷金額共に市場規模は縮小での推移
矢野経済研究所は、浄水器・整水器市場の調査を実施した。その結果、出荷台数・出荷金額共に市場規模は縮小での推移であることがわかった。
同調査における浄水器市場には、「蛇口一体型浄水器(水栓部分に筒状のカートリッジが内蔵されているタイプ)」、「蛇口直結型浄水器(水栓の蛇口先端に浄水器本体を接続するタイプ)」、「ビルトイン型浄水器(キッチンシンクの下部に浄水器本体を設置し、水栓もしくは浄水専用水栓から浄水を吐出するタイプ)」、「据置型浄水器(キッチンの水栓から取水し、キッチンの上に設置された本体を通して浄水を吐出するタイプ)」、「アルカリイオン整水器(浄水した水をアルカリイオン水や弱酸性水に生成することが可能なタイプ)」が含まれ、メーカー出荷ベースで算出した。
2009年度の浄水器・整水器市場規模は、メーカー出荷金額ベースで412億円であった。前年度比97.3%となり、市場は縮小傾向を続けている。ビルトイン型浄水器やアルカリイオン整水器といった高価格帯商品の需要減少が影響した。一方、メーカー出荷台数ベースでの市場規模は1011万6000台、前年度比97.4%であった。住宅着工数が70万戸台に落ち込んだことで、システムキッチンの出荷台数の落ち込みとともにビルトイン型浄水器の出荷台数が減少している。また、高価格帯のアルカリイオン整水器の出荷が落ち込み、事業撤退する事業者が続出したことも影響した。
市場規模全体が減少傾向での推移にある中、蛇口一体型浄水器は堅調な推移をみせている。現在は新築マンション市場での採用率が高い商品であるが、今後はリフォームでの既存住宅への採用率が高まる見込みである。また、卓上型浄水器が2007年度との比較で大きく成長している。大手浄水器メーカーの新規参入が相次ぐなど、市場規模の拡大が見込まれる領域である。
[調査要綱]
調査期間:4月から6月
調査対象:浄水器・整水器関連事業者 30社
調査方法:当社専門研究員による各事業者への直接面談および文献調査併用
矢野経済研究所=http://www.yano.co.jp/
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