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2008年11月27日
伊藤園、茶樹が吸収・固定するCO2の量を測定、茶園1haあたりでは約92tのCO2を吸収・固定する計算に
伊藤園は、茶の木(茶樹)の植物としての二酸化炭素(CO2)の吸収・固定に着目し、その吸収・固定量の測定を行った。
近年の世界的な気候変動を受け、多方面でCO2の排出量の算出や削減が進められている一方で、CO2の吸収源として植林や森林整備事業が注目されている。同社は2001年から、飲料用原料に適した緑茶(荒茶)を生産する茶産地育成事業を九州地方中心に展開しているが、これまで契約栽培茶園を含めて約540ヘクタールの規模になっている。今後も新たな産地を立ち上げていく予定だが、その一方で、植物である茶の木(茶樹)が吸収・固定するCO2の量を実際に数値化した事例はないとのこと。そこで、環境への意識が高まる中、実際の茶樹を用いて茶樹に吸収および固定されたCO2量を測定し、数値化を試みたという。
茶樹の成木と幼木それぞれの地上部と地下部の乾物重量を測定、各部の炭素率から炭素含有量を計算し、成木と幼木の炭素含有量の差から茶樹のCO2吸収・固定量を算出したとのこと。その結果、茶樹1株あたりのCO2吸収・固定量は約5キログラム(換算値)となった。一般的に10アールあたり約1850株の茶樹が植えられることから、1ヘクタールの茶園では約92トンのCO2を吸収・固定するものと思われる。
なお、今回の結果の詳細を、11月26日に鹿児島県市町村自治会館(鹿児島県鹿児島市)で開催される茶業技術研究発表会(事務局:日本茶業技術協会)で発表する。
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