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2010年03月25日
富士経済、スイーツ市場のチャネル別需要分析調査、2009年のコンビニは前年比5.3%増の971億円に
富士経済は、テレビや雑誌などメディアが取り上げた有名・人気菓子店を発端として、百貨店の“デパ地下”、スーパーなどの量販店、コンビニエンスストアといった小売店、さらに外食店など様々な業態へと波及し、女性を中心に一大ブームを巻き起こしている“スイーツ”の市場調査を行った。その結果、2009年市場見込では、各社オリジナルブランド商品が好調なコンビニが前年比5.3%増の971億円となった。たい焼きチェーンは、福岡発“白いたい焼き”が全国に広がったことを受け前年比約5倍の急成長388億円となった。なお、詳細を報告書「スイーツ市場のチャネル別需要分析調査 2010」にまとめた。
2009年のスイーツ市場は、小売市場が前年比1%減の8595億円、外食市場が前年比6%増の6409億円が見込まれる。スイーツブームは続いているものの、景気後退の影響で全般的に消費者の節約志向が広がっており、比較的単価の低い商品に人気が集まっている。“スイーツ男子”と呼ばれるなど男性の需要も顕在化しているが、需要の中心は依然として女性であり一層の取り込みがスイーツ市場拡大には必須といえる。
スイーツ専門店(ドーナツチェーン、クレープチェーン、総合洋菓子店、アイスクリームチェーン、ショコラ専門店、たい焼きチェーン)の2009年は前年比8.9%増の4622億円が見込まれる。市場規模の大きい総合洋菓子店(シャトレーゼ、銀座コージーコーナー、不二家など)、ドーナツチェーン、アイスクリームチェーンが堅調に推移した。また、福岡を発祥とする「白いたい焼き」のヒットを契機に、全国的な“たい焼きブーム”となっており、2009年のたい焼きチェーン市場は前年(78億円)の5倍近くの急成長(388億円)が見込まれ、スイーツ専門店市場全体の成長を牽引している。さらに、外資系専門店がブランド力や新奇性から需要を獲得し出店数を増加している。
主要外食店(コーヒーショップ、ファーストフード、ファミリーレストラン、居酒屋、カラオケBOX、回転寿司)の2009年は前年比1%減の1787億円が見込まれる。スイーツ専門店以外の外食店におけるスイーツの位置付けは、アイドルタイムの来客数の増加を目的とするなど戦略的なものが多く、各社共に注力度が高い。しかし、外食業態自体の不振によって、店舗数や客数の減少が影響し苦戦している。中でもファミリーレストランや居酒屋ではデザートを注文しなくなったり、単価の低い品を注文するケースが増えるなど客単価の減少も目立っており、今後もこの傾向が続くと予測される。また、新奇性の高いメニューよりも定番メニューに需要が集中していることから、各社共に定番メニューの強化に努めている。
●詳細資料
富士経済=http://www.fuji-keizai.co.jp/
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