HOME >> 食事・食材関連ニュース >> キリンHD、食用きのこ「ブナハリ茸」の抗酸化作用を培養細胞や動物を用いた試験で確認
2007年09月18日
キリンHD、食用きのこ「ブナハリ茸」の抗酸化作用を培養細胞や動物を用いた試験で確認
キリンホールディングスの基盤技術および次世代技術の開発を担うフロンティア技術研究所は、ブナハリ茸の抗酸化作用について、培養細胞や動物(マウス)を用いた試験で確認した。同研究所では、すでにブナハリ茸の血圧を適正に保つ作用について確認している。今回、抗酸化作用についての新たな可能性が認められたことから、今後も研究を継続していく考え。
ブナハリ茸は、主に東北地方のブナの森に自生している食用きのこで、人工栽培が困難といわれているが、同社はビールの仕込み粕の有効利用に関する研究の一環として、世界で初めてブナハリ茸の菌床栽培に成功し、特許を取得した。また、ブナハリ茸の生理作用や機能性についての研究を行い、2003年には動物試験とヒト試験による血圧に対する作用を確認している。
今回、ブナハリ茸の新たな可能性として抗酸化作用に着目し、培養細胞や動物(マウス)を用いた試験によって、抗酸化・解毒作用に関連するタンパク質Nrf2(細胞の中にあるタンパク質の一種で細胞が酸化ストレスにさらされると核に移行し抗酸化・解毒酵素の発現を活性化させる)活性化作用、および抗酸化・解毒関連酵素の発現上昇作用について研究を行った。
マウスの肝由来の培養細胞にブナハリ茸から抽出したエキスを添加し、抗酸化・解毒酵素の1つであり、活性化されたNrf2によって発現が上昇するキノンレダクターゼの発現量を測定したところ、何も添加しなかったものと比較してブナハリ茸を加えた培養細胞でのキノンレダクターゼの発現量上昇が認められたという。この結果から、ブナハリ茸エキス中に酸化ストレスに起因する障害を抑制する作用があるものと想定し、酸化ストレスを与えた培養細胞での細胞生存率を測定したところ、ブナハリ茸エキスを添加した培養細胞の生存率が高いことがわかった。
これらの作用がブナハリ茸のNrf2の活性化を介して起こっているかについての検証として、ブナハリ茸エキスのNrf2活性化作用をレポーターアッセイ(Nrf2の活性化作用を蛍光色素をもつタンパク質の発現量で測定する方法。活性化作用が高いと蛍光タンパクが多く発現し、結果、蛍光強度として観察ができる)による蛍光強度によって評価したところ、ブナハリ茸エキスを添加した細胞では、何も添加しなかった細胞と比べて蛍光強度が増加したことから、ブナハリ茸エキスにはNrf2を活性化する作用があることが示唆された。
また、培養細胞で認められたブナハリ茸の作用が、経口摂取した際に生体内で認められるかどうかについて動物(マウス)で評価した結果、ブナハリ茸エキスを摂取したマウスに抗酸化・解毒関連酵素の発現量の上昇がみられたとのこと。このことから、ブナハリ茸エキスは生体内でもNrf2を活性化することが示唆されたと説明する。
同社は、酒類・飲料および食品分野の未来につながる技術を開発するとともに、消費者に安全な食品を届けるため、原料や製品の安全性確認、新規開発商品の分析評価など、食品の安心・安全を高度に確保するための取り組みを行っている。キリングループは「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつも消費者の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していく考え。
キリンホールディングス=http://www.kirinholdings.co.jp/
« 前の記事「はごろもフーズ、シーチキン50周年記念製品「シーチキンホワイト」など4品を限定発売」へ
次の記事「サークルKサンクス、福井のラーメン店「岩本屋」監修のオリジナルカップ麺などを北陸地区限定で発売」へ »
トップページへ戻る
【食事・食材関連ニュースの最新記事】
・サークルKサンクス、福井のラーメン店「岩本屋」監修のオリジナルカップ麺などを北陸地区限定で発売・キリンHD、食用きのこ「ブナハリ茸」の抗酸化作用を培養細胞や動物を用いた試験で確認
・はごろもフーズ、シーチキン50周年記念製品「シーチキンホワイト」など4品を限定発売
・am/pmジャパン、オリジナルの創作太巻き「具っどロール」シリーズ全3品を発売
・サンヨー食品、和風だし系塩ラーメン「サッポロ一番 和心伝 鰹だし しおらーめん」を発売
・東洋水産、カップ入り即席麺「マルちゃん 匠 芳醇だし醤油」と「同 匠 芳醇だし塩」を発売
・日清食品、カップ焼そば「日清焼そばU.F.O. ビッグ バーベキューソース焼そば」を発売
・ローソン、具材と味・調理法にこだわった495円のお弁当「三種の味わい鶏丼」など発売
・サラダクラブ、秋冬限定のトレー入りカット野菜「明太子ドレッシングで食べる大根サラダ」など3品を発売
・岩谷産業、電動ベジタブルスライサー「あっとスライス通」を発売、野菜加工が思いのまま
・東洋水産、汁なし麺「マルちゃん マゼソバ<SOBA MIX>」を発売
・日清食品、ノンフライどんぶり型カップめん「日清 麺の達人カップ 鴨だし和風しょうゆ」を発売
・東洋水産、カップ入り即席麺「マルちゃんの熊本風とんこつ 叉焼(チャーシュー)入り」など発売
・サンヨー食品、「サッポロ一番 きのこ庵 秋限定 香りごま きのこそば」を季節限定発売
・カゴメ、黄にんじんの供給可能にともない「野菜生活100 黄の野菜」930gPETボトルの販売を再開
・丸大食品、ピザ・スナック、ヨーグルトやデザートなど2007年秋季新商品を発売
・ぐるなび、テイクアウト商品を期間限定販売、東京駅「キッチンストリート」と共同企画
・ぐるなび、辻口博啓シェフとのコラボ企画の「大人の日本茶スイーツ」2品を限定発売
・スリーエフ、全国の人気駅弁をモチーフにした「ふるさと弁当」6品を2週替わりで発売
・ロイヤルHD、ロイヤルホストで新潟・長岡産「茶樹茸」を使用した「季節限定メニュー」を販売
|食事・食材関連ニュース |菓子・飲料関連ニュース |健康食品・医薬品関連ニュース |睡眠関連ニュース |美容・化粧品関連ニュース |余暇・サービス関連ニュース |運動関連ニュース |マイライフ手帳データニュース(HDL調べ) |その他ニュース






