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2010年01月29日
ドゥ・ハウス、自宅で作るカレーに関するアンケート、牛肉と豚肉では「豚肉」を具材に選ぶ傾向に
ドゥ・ハウスは、同社の運営するネットリサーチASPサービス「きかせて・net Myアンケート」で1月に「自宅で作るカレーに関するアンケート」を実施。全国の20代から50代までの女性254人の回答を得た。その結果、カレーは、手軽で、作り置きができる、家族が喜ぶ、食材の受け皿が広い点が魅力と感じていることがわかった。
今回は「自宅で最近作ったカレー」についてアンケート行った。“その日、なぜカレーを作ったのか?”“あなたにとってカレーとはどんな存在?”という質問から、「いまどきのカレー」を探っている。
“その日、なぜカレーを作ったのか?”については、フリーアンサー(自由記述式)で回答してもらった内容を分類して整理し、傾向をみた。「無性に食べたくなった」13%、「家族、恋人に食べさせたかった」(リクエストがあった、好物だから、家族が揃う)11%、「作り置きをしたかった」(留守にしてしまうので家族だけで食べられる、外出して帰りが遅い)11%、「食材があった」(カレーに合った材料があった、余っていた食材を使い切りたかった)10%となった。ただし、これを属性別にみると、少々状況が異なる。専業主婦では「家族、恋人に食べさせたかった」14%、有職主婦で子どもと同居では作り置きしたかった」15%、有職主婦で子どもと非同居では「無性に食べたくなった」26%、未婚一人暮らしでは「無性に食べたくなった」と「おいしそうなカレーを見た」が24%だった。在宅時間や家族構成によってカレーが登場するオケージョンは異なるようだ。
「専業主婦」は(家族のリクエスト)など、家族の好みにフォーカスが当たっている。回答の中では「好み」「ご馳走」「ワイワイ」といったキーワードが目立った。「子どもへのご褒美」という言葉も見られた。一方、「有職主婦で子どもと同居」では、自分が不在でも家族だけで食べられる料理、帰りが遅くなっても短時間で作れる料理という機能面がより大きなポイントとなっているようだ。帰りが遅くなる事情も、仕事だけではなく、家族との外出もあれば友人との会食もあり、主婦がより活動的になっている中で、機能面は、より重要度が増しているようにも思える。「有職主婦で子どもと非同居」「未婚一人暮らし」は、家族や時間という視点よりも「自身が食べたかった」という点が高く、嗜好性がうかがえる。「未婚一人暮らし」については、「無性に食べたくなった」と同率で、「おいしそうなカレーを見た」も最も高くなっていた。具体的には、(おいしそうなカレー、レシピをテレビ、雑誌、店頭でみた)(店頭で珍しいルウをみつけたから)という内容で、媒体や店頭で触発されたことが献立決定の要因になっている。
“あなたにとってカレーとはどんな料理か”についてもフリーアンサー(自由記述式)で回答してもらい内容を分類して整理した。「簡単、手軽に作れる料理」(忙しいときに簡単においしく作れる必殺技料理、献立に困ったときの定番お助け料理 等)27%、「作り置きができる料理」(数日間かけて食べても飽きない、1度で2度以上おいしいい料理、作り置きができる便利料理、自分(主婦)が居なくても家族が勝手に食べられる料理、家族が好きな時間に勝手に食べてもらえる料理 等)11%、「家族が喜んでくれる料理」(家族が喜んでくれる、みんな大好き料理、家族へのご褒美料理 等)11%、「食材の受け皿が広い料理」(アレンジが効いて、食材の受け皿が広い料理、買物要らずで常備食材で作れる料理、余り食材をキレイに使い切れる料理)9%となった。
カレー入れる定番具材では、肉が豚肉42%、牛肉35%、鶏肉25%。野菜がタマネギ95%、ニンジン88%、ジャガイモ80%となった。「肉」については「豚肉」が「牛肉」よりも高くなっている。「野菜」については、「ジャガイモ」が他の野菜に比べてやや低い結果
となった。
アンケート結果から、家庭内におけるカレーがもたらす価値の幅広さが印象的だった。一品であっても家族を納得させられるということから、「他のおかずを作らずに済む」という利点がある。「おかわりをして食べる」ことも前提となっている。これは献立の品数を少なくできることで、調理の手間を少なくしてくれる料理ともいえると思われる。
「飽きない料理」であることから、翌日まで食べることまで見越して作るケースも多く見受けられた。これは、主婦にとっては翌日の食事の支度を減らすことにつながる。食材が常備されているもので賄える点も魅力だ。買物に行きそびれた、行きたくないときにも重宝されている。自分が外出してしまうときには、家族だけでも食べてもらえうとの声もあった。家族で外出して帰りが遅くなったときにも、短時間で作れるので助かる点も魅力となっているものとみられる。
そして、どんなときでも、「失敗がない」「味を外さない」という点も魅力の1つだ。回答の中には、「忙しいときの必殺技」「定番のお助け料理」という言葉がみられた。これは、現在において、カレーを作る手順と使用する材料、そして味の「標準」が各家庭にほぼ浸透しているということの表れであるとも受け取れる。
このように手間を少なくし、調理自体も「簡単」「手軽」でありながら、家族にとっては「ご馳走」であり、ときには「ご褒美」にまでなるという点が、カレーの大きな魅力のようだ。ここには、「忙しいときに、できるだけ少ない手間で、家族にご馳走感を与えられるメニューが欲しい」という気持ちがあるように思われる。
一方で、「アレンジが効く」「じっくり手間と時間をかけて楽しみながら作る」というように、ときには調理の楽しみを与えてくれ、「オリジナリティを発揮できる」という面も持ち合わせてもいる。ある一定の味を最初から作るのではなく、既に一定のベースがあった上でプラスアルファを付け加えていくという点も、カレー作りを楽しめる要素になってもいそうだ。そうして「標準の味」に自分らしさを加えて「自分のオリジナルの味」が生まれていく中で、やがてそれが「家庭の味」「母親の味」になっていくということなのかもしれない。「そのまま作っても失敗のない味で家族を満足させられるけれど、さらに一手間加えて自分の味にしていきたい」という気持ちを、実現してくれているのだと思われる。属性別の対比でもみられたが、「機能性」と「嗜好性」のどちらにも、必要に応じて対応してくれる存在でもあるといえる。
このように「手軽に作りたい」と「手間をかけてしっかり作りたい」いう相反する気持ちの双方に、オケージョンによって変幻自在に応えてくれるのが、自宅におけるカレーの醍醐味のようであると考えられる。
[アンケート概要]
調査内容:カレーに関するアンケート
アンケート期間:1月13日から15日
アンケート手法:ドゥ・ハウスのインターネットリサーチモニター・ネットワークである「きかせて・net」会員に対して「Myアンケート」を行った。 全国の20代から50代の女性に電子メールおよびWEBアンケートによる調査を実施。254名から回答を得た
ドゥ・ハウス=http://www.dohouse.co.jp
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