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2008年07月11日

らでぃっしゅぼーや、化学物質の溶出を抑えたツナフレーク缶詰を国産に切り替え

 有機・低農薬野菜と無添加食品等の会員制宅配会社らでぃっしゅぼーやは、環境ホルモン物質の疑いのある化学物質「ビスフェノールA」の溶出を抑えたツナフレーク缶詰を、国産の缶へ切り替える。食品の安全性を追求しつつ、国産の容器に変更することで、輸入における環境負荷の低減を目指す考え。

 2003年2月から販売を開始している、ビスフェノールAの溶出を抑えた缶を採用した缶詰「ライトツナフレーク缶」の缶を、国産缶へ切り替える。リニューアル前は、缶の原板をフランスから横浜に船便で輸送し、愛媛の製缶会社で缶の形へ成型加工した後、静岡でツナを詰めていた。らでぃっしゅぼーやは、安全のためとはいえ、遠くフランスから原板を輸送することに環境負荷の面で懸念していたという。今回、国内で、非エポキシ樹脂を塗装した缶の製造が始まったことで、国産の缶での販売が可能になったという。

 1997年、環境ホルモン(内分泌撹乱物質)物質の問題が浮上した。当時、らでぃっしゅぼーやでは、缶の内側に強度や密閉性を高めるために塗装したエポキシ樹脂から、環境ホルモンの1つといわれる「ビスフェノールA(プラスチックの1種。主にポリカーボネート、エポキシ樹脂の原料。軽く、丈夫なことから携帯電話やパソコンといった電子機器、自動車用塗料などに利用。熱を加えると溶け出す可能性がある)」が溶出される可能性があるとして、販売していたツナフレーク缶詰の取扱を中止したという。

 その後、食品の企画/販売会社かもめ屋は、フランス製の非エポキシ樹脂(ポリエステル・フェノール系)を塗膜している缶の原板を探し出し、輸入、製缶することで、2003年2月、再度ツナフレーク缶詰を販売することができたという。缶詰の製造工程では、中身の食材を入れた後、蓋の部分と本体とを接合するために強い圧力をかけ密閉することが一般的だという。その工程に耐えるために、蓋の内面にも強度を増す目的などでエポキシ樹脂を塗装しているとのこと。当時、非エポキシ樹脂を塗装した缶本体は国内に流通していたが、蓋の部分にも非エポキシ樹脂を採用しているものは見つらず、取扱中止から6年も経過することになった。

[小売価格:782円(税込)
[発売日]7月14日(月)

らでぃっしゅぼーや=http://www.radishbo-ya.co.jp/

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