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2012年10月12日

[創業100周年特集]大正製薬、「パブロン」「リポビタンD」「リアップ」の3本柱が成長の支えに、独自の新薬開発でも実績

 大正元年(1912年)から、ちょうど100年目にあたる2012年。今年は、大正元年に創業して以来、100年が経過する企業が相次ぎ、まさに“100周年ラッシュ”の年となっている。その中で、2012年10月12日に創業100周年を迎えるのが、OTC医薬品のリーディングカンパニーとして幅広いセルフメディケーション関連商品を展開している大正製薬である。創業から現在まで、100年間の企業成長を支えてきたのは、総合感冒薬「パブロン」、ドリンク剤「リポビタンD」、発毛剤「リアップ」の3本柱の商品ブランドと、世界に通用する独自の新薬開発に向けた、たゆまぬ努力であった。

 大正製薬は、その名の通り大正元年、泰山堂薬局を母胎に、薬剤師の石井絹治氏により「大正製薬所」として創立。当時は、簡単に栄養補給できるものがなく、国民病といわれた脚気や結核に多くの人々が悩まされていたという。そこで、創業者の石井氏は、滋養強壮剤に着目。滋養と体力向上で、これらの病気を予防したいと考え、製品第1号として滋養強壮剤「体素(たいそ)」を販売開始し、大正製薬の100年がスタートした。

 100年の間に数多くの商品を販売してきた同社だが、現行商品の中で最も古いブランドが総合感冒薬「パブロン」とのこと。もともと「パブロン」は、鎮咳 薬として1927年に発売され、戦前はせき止め中心の薬として好評を得ていたという。戦後、日本が高度経済成長期に突入する中で、「パブロン」は1955 年に総合感冒薬として生まれ変わり、以来、現在まで続くロングセラーブランドとなっている。

 そして、同社にとって、大きなターニングポ イントとなった商品が、1962年に発売され、大正製薬の100周年と同時に今年でちょうど50周年のアニバーサリーを迎えるドリンク剤「リポビタンD」 だ。「当時の滋養強壮剤は、錠剤やアンプル剤が主流で、とくにアンプル剤は苦くて飲みにくいという問題があった。そこで、『アンプル剤の量を増やして大型 にすれば、味もよくなり、飲みごたえのあるものになるのではないか。さらに、冷やして提供することで、よりおいしく飲んでもらえるはず』という斬新な発案 のもと、『リポビタンD』が誕生した」と、大正製薬ホールディングス 広報室 メディア広報グループマネージャーの浜野裕哉氏。

 「発売当初は、ドリンク剤を冷やして売るというかつてない販売手法に薬局側も不安を抱いていたが、いざ販 売が始まると、口あたりの良さとタウリンに代表される成分の効き目感、そして当時高級品だったパイナップル味のおいしさが好評を得て、一気にメジャーブラ ンドに成長していった」と、いまでは当たり前となったドリンク剤も「リポビタンD」が先駆者となって創出したものであると力を込める。

  「リポビタンD」といえば、“ファイト・一発!”の掛け声が印象的なTVCMも有名だが、発売当初から販売促進・宣伝活動には力を入れていたという。実際 に、発売翌年の1963年には、国民的な人気を得ていたプロ野球選手の王貞治氏を広告出演者として起用することで、「リポビタンD」の認知度は一気に急上 昇。その後、広告出演者をお茶の間の人気スターにバトンタッチし、1977年からダブルタレント時代がスタート。勝野洋さんと宮内淳さんの新コンビによって、“ファイト・ 一発!”のCMが誕生し、現在まで続く「リポビタンD」のTVCMシリ ーズとして定着している。

 「パ ブロン」、「リポビタンD」に続く第3の柱となる発毛剤「リアップ」が発売されたのは1999年。これは、1985年に米アップジョン社からミノキシジル の日本での独占的事業化権を取得して開発を進めていたもので、すでに様々な育毛剤が販売されている中で、“発毛剤”として市場投入するのは「リアップ」が 日本初であった。浜野氏は、発売当初の反響の凄まじさをこう振り返る。「壮年性脱毛症に悩む人に向けて、計画的に商品を出荷したのだが、ブーム的な盛り上 がりをみせ、即日完売・品切れの薬局が続出するなど、想定外の状況となった。そして、予想をはるかに上回る発注量に対応するため、休日返上で生産を続け た」という。

 こうしたセルフメディケーション関連商品の3本柱に加え、大正製薬の100年を語るうえで、医療用医薬品への取り組みも見 逃せない。同社が医療用医薬品の研究・開発に本格的に取り組み始めたのは1950年代半ばから。そのテーマは、世界に通用する独自の新薬を開発すること。 そして、この研究成果は、1991年に発売したマクロライド系抗生物質「クラリス」で結実することになる。「クラリス」は、国内に加え、導入先の米アボッ ト社での海外展開の拡大により、現在では世界110ヵ国以上で販売される世界的な抗菌薬として成長したのである。同社では、2002年に富山化学工業と資 本提携を行い、「大正富山医薬品」を設立、今も継続して医療用医薬品分野の事業強化に力を注いでいる。

 ちなみに、“ワシのマーク”でお 馴染みの大正製薬のシンボルマークが制定されたのは、日本でラジオ放送がスタートしてから4年後の1955年。「当社では、いち早くラジオでのCMを 開始し、商業放送利用のパイオニアとなったが、その際に、“音声だけのラジオCMでも、リスナーにイメージしやすいシンボルマークを作れないか”と考えた 結果、鳥の王者であり、誰でもわかりやすい“ワシ”をシンボルマークに採用した」と、浜野氏は“ワシのマーク”の誕生秘話を明かしてくれた。

  いよいよ今年10月には創業100周年を迎える大正製薬だが、大々的な100周年キャンペーンなどは予定していないという。「当社は、各商品のブランド力 の積み重ねが、結果として企業ブランドを高めると考えており、創業100周年だからといって特別なことを行うことはない」と、企業としての100周年はあ くまで通過点と捉えているようだ。一方で、商品ブランドについては、解熱鎮痛薬「ナロン」、総合感冒薬「パブロン」、そしてドリンク剤「リポビタンD」 と、それぞれ50周年のアニバーサリーには積極的なキャンペーン展開を実施しており、この点からも商品ブランドを重視する同社の姿勢がうかがえる。

  そうした中で、創業100年記念事業の一環として手掛けたのが、今年7月5日に竣工した大阪支店の新築だ。同支店は、地上8階・地下2階建てで、自然環境 にやさしく、節電にも対応したオフィスを目指したという。具体的には、空調用熱源をもたずに地域冷暖房熱源施設から供給を受ける方式を採用し、屋上・壁面 の緑化を行いミスト噴霧装置を設置するなど、環境に配慮。ビル中央に吹き抜けを配することで、地下1階まで届く自然採光や自然対流と外気の併用によるハイ ブリッド空調、太陽光発電の採用など、積極的に自然エネルギーを活用している。

 また、雨水をトイレ用水・樹木の散水用として再利用し、 LED照明を積極的に採用するなど、省エネにも十分配慮して設計。さらに、吹き抜け空間を回遊するような動線で階段を設置することで、階段の利用率を高 め、社員の健康増進やリフレッシュに役立てるという。現在、同支店は、大正製薬および大正富山医薬品の営業・事務部門が業務を行っている。

  大正製薬では、創業100周年を前にした今年6月28日、第8代目社長に上原茂氏が就任した。36歳という若さを推進力に、次の100年に向けて、新たな スタートを切っている。上原新社長は、社長就任にあたって、「今年度は大正製薬の創業100周年にあたる。100年間の伝統で守るべきものは守り、変える べきものは変え、大正製薬の原点である顧客志向と合理的思考を追求していきたいと考えている」と、今後の抱負を述べている。超高齢化社会に突入し、さらに 予防医療の重要性が高まる中で、これからの大正製薬のセルフメディケーションへの取り組みに注目される。

大正製薬=http://www.taisho.co.jp/


投稿日時: 2012年10月12日 18:16 | パーマリンク  |   ▲このページの上へ
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